仮面ライダー俳優・松田悟志、誹謗中傷に対する訴え

男性

俳優の松田悟志さんが自身のX(旧ツイッターアカウント)で、急性骨髄性白血病で余命1カ月と診断された少年の母親に対する誹謗中傷について怒りを表明しており、この少年の母親はSNSで、少年が大好きな仮面ライダー俳優たちに協力を呼びかけ、複数の俳優が力添えを申し出たことを報告していました。
しかし、その協力を訴えた親子や応じた俳優たちに対して誹謗中傷的なコメントがネット上で行われていたようです。

松田悟志さんは、この状況について

「昨日、今回のことで僕ら俳優が誹謗中傷を受けていることに対してツイ主さんから長大な謝罪文をいただきました」

と報告し、そして

「息子さんのことで本当に大変な状況の今、させることですか?」

「今回の件で中傷的なポストを繰り返している方に今一度問いたいのは“『自分が当事者だったら』と考えたことはありますか”ということです。優しさ見せろよ」

と不快感を表明しています。

さらに、

「同じ人間で同じ時代にこんなに近くで生まれて、困っている、ほんとに苦しんでいる時に相手の身の上を自分ごとにできないなんてほんとに寂しいし情けないことだということに今こそ思い至ってほしい」

と、中傷者を批判しています。

そして、

「中傷したことを謝らなくていいから新しいポストを打ち込む指をとめてください、それだけで救われる親子がいます。今その指をとめるだけでいい」

と呼びかけています。

最後に

「自分が健全に生きていくためにどうしても誰かを傷つけたいというのであれば、それは不特定な誰かではなくてよく知っている人に対面でお願いします」

と提案し、

「それができないのなら不特定な他者に向けた中傷をSNSに書き込むなんてダサいことは今すぐやめて、かっこよくいてください。俺もそうなれるように努力します。今ここで一緒に頑張りましょう。今日から少し、優しくなりましょうよ。」

と再び訴えています。

この一連の事件は急性骨髄性白血病の再発でもう余命があと1カ月くらいしかない息子に何かできることはないかと考えていて、仮面ライダーが大好きなので仮面ライダーに出演されていた俳優さんにお力添えをいただきたいですとした母親の投稿が発端となり、13万件以上リポストされました。

このような温かい行動は、社会に希望と感動をもたらすもので人々がお互いに思いやりを持ち、助け合うことが大切です。

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