SNSの炎上から解雇へ
お笑いコンビ、プラスマイナスの岩橋良昌さんは、SNSで不適切な発言を繰り返した結果、2024年2月22日に吉本興業から契約解消されました。
この措置は、松本人志のスキャンダルに関するコメントや、過去に受けたとされるパワーハラスメントの告発など、複数の炎上を引き起こしたことによるものです。
岩橋さんの発言は、吉本興業の社長や幹部、さらには芸人仲間を含む多数に対して、名誉毀損やプライバシー侵害とみなされました。
特に注目されたのは、ロザンの宇治原史規とギャロップの林健の挨拶を無視したとして実名で暴露したことで、この行動は多くのファンやフォロワーから驚きの反応を引き出しましたが、二人が実際に岩橋さんを無視したか、その意図は明らかにされていません。
吉本興業は岩橋さんに対して何度も注意や指導を行いましたが、改善されなかったため、契約解消に至りました。
岩橋さんは契約解消後も、SNSプラットフォームXでの投稿を続けており、ファンや芸人仲間からは心配の声が上がっています。
プラスマイナスのもう一人のメンバーである兼光タカシは、岩橋の吉本興業との契約解消とコンビ解散について「寝耳に水」と表現しました。
契約解消の前日にコンビが既に解散していたことを明かし、21年間のサポートに感謝を述べるとともに、今後はピン芸人として活動する意向を示しました。
プラスマイナスについて
プラスマイナスは、岩橋良昌さんと兼光タカシさんからなるお笑いコンビです。
2003年に結成し、吉本興業に所属していました。
漫才を主な芸風とし、岩橋さんの強迫性障害や体つき芸、兼光さんの緑色のスーツなどが特徴です。
数々の賞を受賞し、関西を中心に活躍していました
プラスマイナス岩橋さんは、芸人屈指の怪力や体つき芸など、個性的な芸風で多くのファンを魅了してきました。
吉本興業
1912年に創業し100年以上の歴史を持ち、お笑いタレントのマネジメントで特に知られています。
吉本興業は、NSC(吉本総合芸能学院)を通じて、若手芸人の発掘・育成に力を入れております多くの人気お笑いコンビや芸人を輩出しています。
また、劇場運営やテレビ番組の制作も手掛け、日本国内外で幅広いエンターテイメント事業を展開しています。
その後
岩橋良昌さんは、SNSでの複数の芸能人とのトラブルを告発し、吉本興業との契約解除やコンビ「プラス・マイナス」の解散を表明した後、複雑な感情を明かしました。
強気な姿勢から一転、自身の行動による破滅への恐怖と、収入の喪失による不安を表現しました。
特に、明石家さんまさんのラジオ番組でのコメントに感謝を述べ、今後の自身を案じる発言が注目されました
自身のYouTubeチャンネルで一連の騒動について涙ながらに謝罪し、現在はフリーの芸人として活動しています。
感想について
今回の一連の騒動は、人々の行動がどのように広範囲の影響を及ぼすか、特に公の人物にとってのSNSの扱い方の重要性を改めて考えさせられました。
エンターテインメント業界におけるSNSの影響力とそのリスクを浮き彫りになり、岩橋さんの発言が炎上し、最終的に吉本興業との契約解除に至ったことで公私の発言に対する責任感の強化が必要であると考えます.
さらにはコンビ解散に至る経緯は、芸能人が公の場で発言する際の慎重さと、芸能事務所との関係の複雑さを示しています。
また、兼光タカシさんの反応からは、突然の出来事に対する驚きと、新たな一歩を踏み出す決意が感じられます。
この騒動で公の人物にとっての発言の重みと、エンターテインメント業界の厳しさを理解できました。
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